サッカー指導を学ぶ上で大事なこと【2つのポイント】

ビギナー指導者

今回の記事は「サッカー指導者として初歩から学び直したい」と考えている人、また「サッカー指導者として成長したい」という人に向けた内容です。

この記事を読むと、サッカー指導者として活動する上での大事なことを知ることができます。

私は、日本のサッカー専門学校を卒業した後、スペインのマドリッドで5年以上サッカー指導者として活動しています。

スペイン現地のサッカー指導者ライセンスを保持し、プロクラブでの指導経験もあります。

そんな私が、サッカー指導者にとって大事ななこと2つを紹介します。

サッカー指導者にとって大事なこと2つ

学び続けること

サッカー指導者にとって大事なこと1つ目は、「サッカーを学び続ける」ということです。

サッカーを学ぶと一言で言っても、サッカー指導者にとって学ぶべきことはたくさんあります。

サッカーと言うスポーツ・ゲームを理解することだけではなく、どのように練習をするのか、試合中にどのような振る舞いや声掛けをするのか、他にも多岐に渡ります。

そして、最も大事なことはこれらを学び続けることです。

チームがより良くなるための解決策、選手たちが成長するためのより良いアプローチの仕方、現象を改善するためのより良い方法、常に今より何かをより良くしようとする姿勢が必要です。

コミュニケーション

サッカー指導者にとって大事なこと2つ目は、「コミュニケーション」です。

コミュニケーションと聞くと、誰とでも仲良くできる人というイメージを持つ人が多いと思います。

なので、ここで言うコミュニケーションがどういったものかのか、ここで共有します。

意見交換は、より多くの考え方を知ることにつながります。

また、自分の考え方の中の不足している部分に気づかせてくれます。

伝達能力は、先ほどの「サッカー指導者が学ぶべきこと」にもつながりますが、自分の考えを他の人に適切に伝える力です。

この能力がないと、「伝えたつもりで伝わってなかった」と言うことが起こります。

人間関係の構築は、自分自身とは異なる人と、その人に応じた付き合い方を見つけることができるかと言うことです。

人間関係の構築は、信頼の獲得と言い換えることもできるでしょう。

おまけ:シンジの体験談①

「とにかくたくさんの練習を見なさい」
 

「その指導者から学べることを全て学びなさい」

「そして、その指導者からもう学べることがないと思ったら、そこを離れて、また別の場所に行きなさい。」

これは私が、日本からスペインに行く前に参加した講習会で講師の人から言われたことです。

参加した講習会は2つです。

一つは、アトレティコ•デ•マドリッドの元スポーツディレクターが講師でした。

もう一つは、ユベントスアカデミーの元指導者でかつ、イタリアフットサルプロリーグの監督をしていた人が講師でした。

それぞれの講師に対して、次の質問をしてきました。

「ヨーロッパで活躍するサッカー指導者になりたいです。優れた指導者になるためには何が大切で、何をしなくてはいけませんか。」

そして、返ってきた答えが先ほどの言葉です。

これは、私のマドリッドでのサッカー指導者生活で、身に染みて大事だと感じていることでもあります。

おまけ:シンジの体験談②

スペインのマドリッドに来て一年目、出会う指導者一人一人にどのようにサッカーを学んでいるのか聞きました。

「君はどうやってサッカーを学んでいるんだい?」

まさかの逆質問でした。

自分の答えは、「本を読んだり、試合を見たり、練習を見たり、考えたことを実践して反省したり、講習会に参加する」と言うことでした。

「一緒だよ。」

「俺もみんなもそうやって、色々なところ、さまざまな人から、何かを学ぼうとしているんだよ。」

自分がやってきたことは誰もが通る道なのだと痛感しました。

また、日本であろうがスペインであろうが、「学ぶ続ける」と言うことは変わらないのだとも気づきました。

まとめ

今回の話をまとめます。

大事なことは2つです。

① サッカーを学び続けること

② コミュニケーションを重要視すること

フットボールチャットでは、サッカー指導者がサッカーについて学べる環境を提供します。

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