こんにちは。
今回は、スペインサッカーにおける育成年代のカテゴリーについて話していきます。
どのように選手の年代が分かれ、どのような仕組みでカテゴリー分けされているかについて見ていきます。
今回話す内容は、今後の記事内容をより深く理解していただくために必要になってきます。
また、国際大会や海外遠征などでスペインのチームを見るときの一つの指標になるでしょう。
私は、スペインのマドリッドでサッカー指導者として活動して6シーズン目を迎えます。
所属クラブにおいて、複数の年代で選手スカウトなどにも携わっています。
そんな私が、今回は育成年代に焦点を当てて、スペインサッカーにおけるカテゴリーについて話していきます。
スペインのカテゴリー分けは日本より細かい!
まずは、下図を見てください。

日本では第1種から第4種と4つの年代に分かれていますが、スペインでは大体2年ごとに年代が分かれています。
唯一3年ある年代が、日本でのユース年代にあたる「フベニール(Juvenil)」と言う年代です。
これ以外の年代は全て、2年ごとにカテゴリー分けされています。
そして、スペインではそれぞれのカテゴリーでリーグ戦が開催されています。
このリーグ戦は、各州のサッカー協会が主催しています。
*ユースの上位2つのリーグと、スペインの上から5番目のリーグからは、スペインサッカー協会主催です。
スペインと日本で「Aチーム・Bチーム」の認識の仕方が異なる!
先ほど説明したように、スペインでは大体2年ごとに年代が分かれています。
そして、それぞれの年代の1年目の選手を「〇〇1年目の選手」、2年目の選手を「〇〇2年目の選手」と表現します。
*各カテゴリーの2年目の選手や、そのカテゴリーにおける最後の年の選手(フベニールは3年)の選手を「〇〇最後の選手」とも言います。
そして、各クラブの方針によりますが、基本的に「Aチーム・Bチーム」の認識の仕方は次のようになります。
Aチーム = 〇〇年代の2年目の選手
Bチーム = 〇〇年代の1年目の選手
この考え方は、特に「カンテラ」と呼ばれるプロクラブの育成年代のチームにおいては変わりません。

つまり、2年目の選手のAチームには入れない選手が、Bチームに行くと言うわけではないと言うことです。
また、Aチームの選手かBチームの選手かと言うことは、プレシーズンの選手登録の段階で決まります。
別記事にて詳しく話しますが、Aチームで登録している選手は、Bチームの試合には出れません。
つまり、日本サッカーでよく見られる選手の入れ替わりが、ほぼほぼありません。
各カテゴリーにリーグ戦がある
ここで間違えてもらいたくないことは、「各年齢」にリーグがあるのではなく、「各カテゴリー」にリーグがあると言うことです。
説明します。
日本には「U16リーグ」と呼ばれるような高校1年生だけを対象にしたリーグ戦があるかと思います。
しかし、スペインの場合、「各年齢」ではなく、「各カテゴリー」にリーグがあります。
各カテゴリーは、大体2年ごとに分かれていると話しました。
つまり、そのカテゴリーの1年目の選手と2年目の選手が、同じリーグで戦うことが頻繁にあるのです。
フベニールになると、1年目の選手たちのチームが、3年目の選手たちのチームと対戦することもあります。
実際、私が第一監督をしているリーグを例として見てましょう。

まとめ
今回は、スペインサッカーにおける育成年代のカテゴリーについて見てきました。
スペインサッカーでは、下図のようにカテゴリー分けされています。

また、スペインでは「Aチーム・Bチーム」の認識の仕方が異なると言う話もしました。

そして最後に、リーグ戦についても話をしました。
スペインの場合、「各年齢」にリーグがあるのではなく、「各カテゴリー」にリーグがある。
ちなみに、7人制サッカーを採用している州は、おそらくマドリッド州だけです。
バルセロナのあるカタルーニャ州では、7人制の年代では8人制でプレーしています。
今回、スペインサッカーにおける育成年代のカテゴリーについて話してきました。
また、国際大会や海外遠征などでスペインのチームを見るときの一つの指標になるでしょう。
この知識は、私の今後の記事内容をより深く理解していただくために必要になってきます。
ぜひ参考までに覚えて見てください。
*Instagramで、スペインでの活動内容を発信しています。こちらも是非チェックして見てください。
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